蕭策(しょう・さく)から梁(りょう)の間諜の手がかりを得た宇文ゲツ(うぶん・げつ)は、利用されていると承知で、長安に張り巡らされた間諜網の殲滅に乗り出す。蕭玉の腹心である桃葉(とう […]
星児(せいじ)は、元淳(げん・じゅん)と燕洵(えん・じゅん)の結婚話は皇帝の策略だと見抜いていた。燕洵が仲羽(ちゅう・う)と共に長安(ちょうあん)脱出の計画を練り直そうとした時、蕭 […]
魏の皇帝に謁見した蕭策は、星児を国へ連れて帰りたいと申し出るが、皇帝の側室である蘭淑儀(らん・しゅくぎ)にたしなめられてしまう。一方、皇帝が蕭策と自分を結婚させようとしていることを […]
梁の太子・蕭策(しょう・さく)が魏(ぎ)を訪れることになる。魏の皇帝は淳(じゅん)公主を蕭策に嫁がせたいと考えていたが、蕭策は女好きで悪評が高く、そのことを案じた魏貴妃(ぎきひ)は […]
魏光が犯した汚職と白玉鼎(はくぎょくてい)横奪という大罪により、魏閥一族に皆殺しの沙汰が下るかと思われたが、宇文ゲツの策により、舒ヨウが自ら叔父を告発することで、魏光のみが斬首とな […]
息子を失った魏光(ぎ・こう)は燕洵(えん・じゅん)に復讐することを決意し、魏家の将来を甥の舒ヨウ(じょよう)に託す。ちょうどその頃、皇帝からの呼び出しを受けて皇宮へやってきた星児( […]
宇文ゲツは、狩りの夜宴でついに星児との再会を果たす。燕洵の復讐心を見抜いている宇文ゲツが「法を犯すな」と忠告するが、星児はそれをそっけなくあしらうのだった。一方、星児の抹殺を企てる […]
長安(ちょうあん)に凱旋した襄王(じょうおう)と宇文ゲツ(うぶん・げつ)。皇帝はふたりを褒め称えるが、同時に第三皇子を辺境から呼び戻して襄王に圧力を掛け始める。3年振りに燕洵(えん […]
軟禁生活を送る燕洵は、星児と共に解放予定の3年後に燕北へ帰る日を夢見つつ、その日に備えて力を蓄えるべく水面下で着々と準備を進めていた。一方、辺境への赴任を命じられた宇文ゲツは、辺境 […]
宇文懐(うぶん・かい)と魏舒游(ぎ・じょゆう)から執拗に命を狙われる燕洵(えん・じゅん)は、ついに意を決して秘策を取ろうとする。燕洵が刺客に襲われた夜、皇帝の前でそれぞれの言い分を […]