宇文ゲツは蕭玉を梁(りょう)の間諜(かんちょう)だと見抜き、両者は剣を交える。激しい戦いの最中、宇文ゲツの懐から木彫りの小鳥が落ち、それに蕭玉が気を取られた瞬間、宇文ゲツの長剣が蕭 […]
蕭策(しょう・さく)から往生営という暗殺組織があると聞いた宇文ゲツ(うぶん・げつ)は、星児(せいじ)の毒消しを求めて乗り込もうと考える。一方、蕭玉(しょう・ぎょく)は夏虫(かちゅう […]
宇文ゲツと星児が潜り込んだ商人たちの一行が、何者かに襲撃され全滅した。残されたのは、ふたりが行きがかり上保護していた、賢陽の豪商の幼い息子・墨児(ぼくじ)だけだった。この残忍な惨殺 […]
宇文ゲツ(うぶん・げつ)が投宿する田(でん)の屋敷に、星児(せいじ)を追う魏舒ヨウ(ぎ・じょよう)が訪ねてきたため、宇文ゲツは、星児を伴って宴会に参加せざるを得なくなっていた。そこ […]
星児は再び奴隷商人に捕らわれた書生・梁少卿(りょう・しょうけい)を助けるが、追っ手の役人と戦って大怪我を負い、自分も奴隷商人に捕まってしまう。一方、梁少卿が賢陽(けんよう)組合の裏 […]
元嵩(げん・すう)と淳(じゅん)公主を長安(ちょうあん)まで護送した星児(せいじ)だったが、逆恨みした淳公主は、魏舒ヨウ(ぎ・じょよう)をそそのかして星児への復讐を目論んでいた。ま […]
兵に変装して部隊に潜んでいた元嵩(げん・すう)は、燕洵を暗殺しようと襲いかかるが、返り討ちに遭い右腕を斬り落とされてしまう。一方の燕洵も、毒が塗られた元嵩の刃を受けて倒れ、元嵩と淳 […]
ついに謀反を起こし、長安(ちょうあん)から脱出しようとする燕洵(えん・じゅん)に、淳(じゅん)公主は必死に追いすがる。しかし、淳公主がどんなに気持ちを訴えても、ふたりの間の溝は埋ま […]
蕭策(しょう・さく)が梁(りょう)へ帰ることとなり、星児が見送りにやってきた。星占いによって戦乱を予見した蕭策は、星児を梁へと誘う。魏(ぎ)と燕北(えんほく)が戦になっても、どちら […]
命令書を紛失して処罰された賀蕭(が・しょう)と共に、傷を負った身で星児(せいじ)は正座を続けた。しかし、遂に力尽きて昏倒してしまう。そこへ宇文ゲツ(うぶん・げつ)が現れ、強引に星児 […]