再会を果たした妲喜(だつ・き)と姫満(き・まん)。妲喜は、民を率いる互いの立場を考え、別々の道を歩むべきだと諭す。だが姫満は、一緒にいられるならば記憶を消してでも最初からやり直した […]
姫満(き・まん)をひと気のない場所へ連れ出した妲喜(だつ・き)は、自分の正体は羽族の女王・西王母(せいおうぼ)であると告白した。困惑の表情を見せる姫満。妲喜自身も戸惑いの中にいたが […]
姫満(き・まん)はケガを負いながらも、敵陣から妲喜(だつ・き)を助け出した。自陣へと戻る途中、姫満は手負いの自分に構わず逃げるよう命じる。それに対し妲喜は、1人で逃げるくらいなら一 […]
姫満(き・まん)自らが出陣したものの、西王母国との戦は負けが続いていた。一度も勝利を挙げられずに焦る姫満。策を練ろうと地図を見ていた彼の目に、“霧城”という地名が飛び込んできた。聞 […]
妲喜(だつ・き)との入れ替わりの問題が一段落ついた姫満(き・まん)に、新たな難題が舞い込んだ。近年、勢力を強めつつある隣国・西王母国の使者がやってくるというのだ。彼の妃であった霓裳 […]
姫満(き・まん)の女性不信には訳があった。16歳の頃、叔父に連れて行かれた妓楼で、彼は如魅(じょび)という女に恋をする。早速、妃を娶りたいと太后に報告する姫満。話を聞いた太后は、反 […]
姫満(き・まん)と妲喜(だつ・き)の魂が入れ替わっているという話が、ついに太后の耳に入ってしまった。霓裳(げいしょう)の発言とはいえ、そんな荒唐無稽なことは誰も信じまいと楽観的な姫 […]
「彼に嫁ぐのは諦めるから2人を助けて」。毒薬を飲んだらしく、目を閉じたまま動かない少雍(しょう・よう)と無双(むそう)宗姫。2人を前にした姫満(き・まん)は、妲喜(だつ・き)(実は […]
「そなたが気に入ったなら、娶ることを許してもいいわ」と語る太后。妲喜(だつ・き)を妻とすることを認めた太后に姫満(き・まん)は驚く。しかし、身分の低い妲喜を王后としては迎えられない […]
奴隷牢に投獄されて苦労を重ねたことで、無双(むそう)宗姫は過去の横暴な振る舞いを反省し、他人を思いやれる人間になっていた。その様子を陰ながら見守っていた少雍(しょう・よう)は、宗姫 […]