稷はミーユエを励まそうと、趙王に和氏の璧と15城の交換を申し出る。使者の藺相如は稷が15城を割譲する意思がないことを見抜くと、和氏の璧を趙へ送り返し、王を欺いた罪で釜ゆでの刑を受け […]
それぞれの兵が背後に構える一触即発の状況で、ミーユエと義渠君は今後を話し合う。義渠君、稷、ふつで秦の国土を3分割するという提案を一蹴したミーユエに対し、義渠君は5日の猶予を与え、こ […]
義渠君は捕らえられた虎威たちの姿に耐えきれず、役人を殺し配下を脱獄させる。これを受けて秦軍は義渠の軍営を包囲し、虎威を3日以内に引き渡すよう要求。虎威は義渠君や仲間に迷惑をかけられ […]
び槐は国境付近で捕縛され、失意のうちに息を引き取る。病床の樗里疾は見舞いに来た庸ぜいと魏冉に、楚の弱体化と斉を滅ぼすこと、義渠への警戒を言い遺す。樗里疾の死後、魏冉が宰相に就く。秦 […]
秦が15城を陥落し、楚は崩壊寸前に。楚王び槐が秦に捕らわれたのを機に、南后は子蘭を即位させようとするも黄歇や重臣らの阻止にあい、横太子を王に擁立する。摂政となった屈原が連合軍と秦に […]
殺人の罪を着せられた楚の横太子は、処罰を恐れて国に逃げ帰る。ミーユエはこれを理由に、秦楚の同盟破棄と楚の討伐を宣言。秦に6城を攻め落とされ楚が劣勢となっていた頃、両国の君主が会盟す […]
ミーユエの懐妊に反発する稷だったが、ミーユエの母としての思いを知り、さらに手作りの好物を届けられるとミーユエと仲直りをする。やがてミーユエは男児を無事に出産。その後、義渠君を含む臣 […]
義渠の軍営を咸陽外に移したのは黄歇の案だったと知った義渠君は、ミーユエに不満をぶちまけ草原に戻っていく。その後ミーユエの懐妊が分かり、2人は草原の天の下に永遠の誓いを立て夫婦となる […]
商鞅の法の改正を発表した頃、楚から輿入れの隊列と人質が到着。人質の付き人が黄歇だと聞き動揺したミーユエは、人質の横太子に会った後、黄歇と語り合う。黄歇は秦への仕官の勧めは断るものの […]
公子処刑の件で職を辞した樗里疾を訪ねたミーユエだが、門前払いに遭う。それでも一晩中、雪が降る外で待ち続けたミーユエの誠意に胸を打たれた樗里疾は自邸に招き入れる。ミーユエは10年で失 […]