宮殿へ出向き、楊俊(よう・しゅん)に花生(か・せい)をめぐっての決闘を申し込む趙宇(ちょう・う)。
花生の身代わり従軍に関して寛大な処置がとられたことに安堵したのもつかの間、楊俊は楊広からの報告に愕然とする。
疫病の特効薬を完成させた趙宇(ちょう・う)は、毒とも知れない薬を命懸けで試すため遺言を書き置いた。
兵たちの間に蔓延しているのは、間違いなく疫病で、それは、揉冉(じゅうぜん)の策略によるものだった。
宇文述は鉄抜硅出兵の知らせを受け、隋滅亡へ向けての好機が訪れたと喜ぶ。
今まさに花生と趙宇への死刑が執行されようとしていた刑場へ乱入する楊俊(よう・しゅん)。そこへ勅命が届いた。
花生(か・せい)が皇太子の暗殺未遂を認めたため、3日後の死刑執行が決定した。
陛下に仕えられぬくらいなら、いっそ死なせてほしいと皇后に跪いて懇願する玉荷。そこへ現れた楊堅は、彼女を許してやってくれと皇后に言い残し、玉荷の手を取り、その場を後にする。
酒に酔った楊勇は自分を差し置き楊俊を溺愛する皇后に不平をぶちまけ、自分のどこが気に入らないのかと喚き散らす。
花生(か・せい)を殺そうとした鉄抜硅(てつばつけい)の体を楊俊(よう・しゅん)の放った矢が貫いた。