蘇(そ)公公による傀儡軍の乱を防いだ快刀門に、皇帝から"天下第一門"の扁額が与えられた。しかし、快刀門にかつての明るさはない。陸小歓(りく・しょうかん)は、身を […]
花嫁行列が都の大路を練り歩く。祝福の声を上げる沿道の人々とは対照的に、虚ろな表情で列を見送る陸小歓(りく・しょうかん)は、黄小魚(こう・しょうぎょ)の姿を目にし、そっと視線を落とし […]
東方楽(とうほう・らく)と金無花(きん・むか)が2日後に挙式――その情報を李江湖(り・こうこ)こと皇帝の耳に入れ、黄小魚(こう・しょうぎょ)と嘉慶(かけい)公主の婚儀を執り行わせる […]
上官諸侯(じょうかん・しょこう)の首元に匕首を突きつけ、「死んでもらう」と言い放った東方楽(とうほう・らく)。そこに現れた陸小歓(りく・しょうかん)は、「門主を殺すなんて許さない」 […]
陸小歓(りく・しょうかん)の告発状を手に、快刀門へと押し寄せた官兵たち。そこには東方楽(とうほう・らく)の正体が逆賊・汪明珠(おう・めいしゅ)であると記され、小歓自身の手形も押され […]
宮中で何者かにさらわれた陸小歓(りく・しょうかん)は、どことも分からない牢獄の中に閉じ込められていた。彼女を連れ去った一団の首領は、東方楽(とうほう・らく)が謀反人として処刑された […]
銀子の窃盗事件、そして陸小歓(りく・しょうかん)と黄小魚(こう・しょうぎょ)の体の自由を奪った"定身術"には、金箔草の毒が関わっていることが判明した。しかし2人 […]
10年前に死んだと思われていた笑紅塵(しょうこうじん)が、信徒たちの前に姿を現した。朝廷を牛耳ろうとする奸臣の企みを暴くために動いている快刀門に力を貸してやってほしい――。教主から […]
黄小魚(こう・しょうぎょ)との絶縁を誓う羽目になった陸小歓(りく・しょうかん)。さらに、子供の頃に小魚から贈られ大切にしてきた魚の人形をなくしてしまい、彼女は失意のどん底に。小魚へ […]
あれこれと見込み違いはあったものの、陸小歓(りく・しょうかん)と東方楽(とうほう・らく)は、法海禅寺の小坊主に"迷魂失憶"を飲ませることに成功する。小坊主の記憶 […]