韋小宝(い・しょうほう)と双児(そうじ)は、死刑囚として捕らえられた。康熙帝は、天地会の仲間たちの名前を密告すれば命は助けてやると、非常な条件を突き付ける。明くる日、小宝が青木堂の […]
都の大路を歩きながら、韋小宝(い・しょうほう)と沐剣屏(もく・けんぺい)は天地会の面々の安否を気にかけていた。すると偶然立ち寄った茶店に、徐天川(じょ・てんせん)が。再会できた嬉し […]
トルンに敗れ、茅十八(ぼう・じゅうはち)は捕らえられた。しかし、韋小宝(い・しょうほう)への怒りは収まらない。誤解を解こうとする小宝と双児(そうじ)の声も、まるで耳に入らない様子だ […]
乗っていた船が沈没し、あわやのところで張勇(ちょう・ゆう)たちの軍船に救われた阿珂(あか)。彼女は、この軍船が韋小宝(い・しょうほう)らのいる通吃島に向かっていると知って色めき立つ […]
何とか都から脱出した韋小宝(い・しょうほう)たちだったが、追っ手の大軍はすぐそこまで迫っていた。一行は陳近南(ちん・きんなん)の指示に従い、散り散りになって身を隠すことに。小宝は、 […]
皇帝のお気に入りとして、とんとん拍子に出世を重ねてきた韋小宝(い・しょうほう)。しかし、いつの間に潮目が変わったのか、その身辺には暗い影がさし始める。「風向きを見ながら強者に加勢す […]
別れを惜しむ母に、「一緒に北京に行こう」と誘う韋小宝(い・しょうほう)。しかし春香(しゅんか)は、自分の人生そのものである麗春院を離れることはできないとさみしそうに語った。それを見 […]
久方ぶりに麗春院に戻ってきた韋小宝(い・しょうほう)。母ちゃんを指名した客の顔を拝んでやろうとのぞいてみれば、そこには阿珂(あか)と鄭克ソウ(てい・こくそう)が。しかも自分をどうに […]
韋小宝(い・しょうほう)が小細工を弄したおかげで、重臣たちは軒並み三藩の廃止に賛成を唱えた。精鋭ぞろいの配下を従えた呉三桂(ご・さんけい)が謀反を起こせば、清国の屋台骨も揺らぎかね […]
またしても方怡(ほう・い)にだまされて、韋小宝(い・しょうほう)は神龍教一派の手に落ちた。教主・洪安通(こう・あんつう)とその夫人・蘇セン(そ・せん)、そして幹部たちの前に引き出さ […]