フリンに毒入り菓子を届けた者を突きとめるべく、ジェルジェルは宮女たちを集めた。だが、いくら調べても該当する者はいないと言う。間もなく、ナムジョンの侍女のリンアルが溺死したとの報告が […]
ハルジョルが危篤との知らせに、動揺を隠せないホンタイジ。一刻も早く彼女の元へ帰らねば――統帥という立場の自分が戦線を離脱することに後ろめたさを感じつつも、ホンタイジは指揮をドルゴン […]
ドルゴンは、ホンタイジの招きを受け、ユアルの冷宮を訪れた。酒を酌み交わしながら話をするホンタイジ。これは果たして“鴻門の会”か否か。場の空気は張り詰め、酒を注ぐユアルの手も震える。 […]
“正白旗は最強、睿親王に敵はなし”の掛け声とともに帰還したドルゴンと正白旗。その威風堂々たる様に大臣たちからは感嘆の声が上がった。その後、ホンタイジの前に進み出たドルゴンは、軍中で […]
八皇子が高熱を出し、危険な状態だという。知らせを受けたホンタイジは急いでハルジョルの元へ駆けつけた。息子の状態に気が気でないハルジョルは、ユアルを許してほしいとホンタイジに訴える。 […]
「朕への愛に偽りはないか?」。ホンタイジの突然の問いに、ハルジョルは戸惑いの表情を浮かべた。しかし、自信がないのだと自嘲気味に笑うホンタイジを見つめ、ハルジョルは彼への愛を伝える。 […]
出産の予定日はまだ先だというのに、ハルジョルがお腹の痛みを訴えた。しばらくして落ち着いたものの、早産の可能性も考慮し、ホンタイジは助産師を待機させるようダル太監に命じた。時を同じく […]
ユアルを守ろうとしたスモアルは、ナムジョンの怒りを買って鞭打ちの刑に。ユアルは、スモアルが酷い目に遭ったのは自分の無力さゆえだと涙を流すのだった。その頃、ハルジョルの元を訪れたホン […]
帰順したはずのチャハルが決起したとの報告が。聞けば、エジェイが死んだと思い込んだ太后スタイが息子の敵討ちを呼びかけ、ユアルを死罪に処そうとしているという。チャハルの愚行に憤ったホン […]
重陽節の宴の最中、グルニから漢服の着付けを頼まれたユアルは快く了承し、彼女とともに宴席を中座した。それを見届けたナムジョンは、さりげなくエジェイに近づき、今ならユアルに会えると仄め […]