昏睡状態から目覚めたフリンは、ドルゴンを怖がり拒絶。ユアルも、すでに発した再嫁の詔書を撤回するようドルゴンに願い出た。その理由は、ユアルがドルゴンに嫁ぐことをフリンが嫌がっていたか […]
すぐにでもユアルを娶りたい一心で結納品を送り、婚礼の日取りまで選んだドルゴン。しかし、肝心のユアルは決断できずにいた。いつまで待たせるのかとドルゴンは責めるが、ユアル自身、どうして […]
ある日、関外で屋敷を物色していたホーゲは1つの物件に目を付ける。中の様子を確かめようとしたその時、アジゲが突然割り込んできた。いがみ合う2人。そこへ騒ぎに気づいた屋敷の主人が。彼の […]
「フリンを殺すなら、先に私を殺して」――ユアルはひざまずいてドルゴンに訴える。信じていたドルゴンがフリンの命を狙ったかもしれないという事実は、彼女の心を打ち砕くのに十分だった。“あ […]
幼帝・フリンも、いずれは自ら国を治めていく立場にある。今はそのために必要な知識を身につけなければならない時期ではあるが、まだ幼い彼にとって講義の時間は苦痛でしかなかった。ホーゲから […]
フリンの即位後、ドルゴンは摂政王となり政治の実権を握った。これをよしとせず、同じく摂政であるジルガランに、貝勒たちを国政から排除したり、独断で法の発布まで行うドルゴンを止めるよう訴 […]
流産して以来、精神的に不安定な状態であるばかりか、どこからか届いた文を読んでは“復讐”という言葉をつぶやいていたシャオユアル。そんな彼女が、1人でどこかへ出て行ったという。侍女から […]
ホンタイジが崩御し、清朝は新たな皇帝を早急に決める必要に迫られていた。有力候補は2人――ホンタイジの嫡子であるホーゲと、数々の武功を立ててきた“軍神”ドルゴンである。新帝選出の話し […]
体調が優れないのを押して外へ出てみると、清兵の屍が無数に転がっていた。一体何が起きたのだ――そう問い詰めるホンタイジに対し、ロンゲはためらいながらも、すべてホーゲの仕業であると耳打 […]
牢の中にいた洪承疇(こう・しょうちゅう)の前に、突然現れた2人組の男女。口元は布で覆っており何者なのかは分からないが、彼を助けに来たのだという。承疇は訝しがりながらも、2人の力を借 […]