易歓(いかん)は大胆にも劉徳昭(りゅう・とくしょう)への処罰を記した勅書を偽造した。徳昭の悪行のせいで、何の罪もない彼の一族の命が失われるのを阻止するためだ。しかし、勅書の偽造は九 […]
康熙(こうき)帝の誕生日を祝う宴に招かれた後宮の后妃たち。各自思い思いの品を康熙帝に献上し、宴は和やかに進んでいたが、そこに易歓(いかん)の姿はなかった。そのことを皇后から問われ、 […]
慈ケン(じけん)は、銅箱を開けるための3本の鍵の捜索を康熙(こうき)帝から命じられた。すると易歓(いかん)が、後宮の生活にも飽きたし許婚捜しもしたいから自分も一緒に行くと言い出すで […]
呉応麒(ご・おうき)は湖に浮かぶ舟の中で、何者かと密会しているようだ。様子を探るべく、黙声(もくせい)は密かに舟に近づく。しかし、江湖の腕利きたちが応麒への忠誠を誓ったことは分かっ […]
裘貴(きゅう・き)と裘敏(きゅう・びん)は多額の懸賞金をかけ、孟祥和(もう・しょうか)と舒婉心(じょ・えんしん)の行方を追っていた。そのことは李定国(り・ていこく)ら明珠谷の師匠の […]
太皇太后と康熙(こうき)帝は呉三桂(ご・さんけい)への進物を用意していた。開けるように促された三桂の息子・呉応熊(ご・おうゆう)と呉応麒(ご・おうき)は中を見て愕然とする。そこには […]
「山西の件が片づいたら我々のことを話し合おう」――康熙(こうき)帝は易歓(いかん)にそう告げた。山西での一件を見ると、彼女は“皇帝は愛するに値しない”という考えを変えたようだ。易歓 […]
やっとのことで都に戻った易歓(いかん)だったが、すぐさま反清同盟の逆賊と疑われて牢獄行きに。そこには身に覚えのない罪で逆賊扱いされて捕まった女子供で溢れていた。聞けば、朝廷からの報 […]
“龍三(りゅう・さん)逃げて”と書かれた天灯を目にした康熙(こうき)帝は、易歓(いかん)が追っ手に見つかったことを悟った。恩義ある彼女をこのまま見捨ててよいのか――しかし皇帝という […]
立ち寄った酒楼で、捕吏の鉄衛国(てつ・えいこく)に追い詰められた易歓(いかん)と康熙(こうき)帝。絶体絶命の状況に陥ったその時、覆面をした1人の剣客が助けに現れた。その隙に逃げ出し […]