康熙(こうき)帝と易歓(いかん)は急いで林の中に身を隠した。だが、思いがけないことに伏兵が。侍衛が足止めをしているうちに、2人は急いでその場から離れようとするが、追撃を受けてしまう […]
「どうか、彼をお許しください」。万蘇(ばん・そ)は突然、劉徳昭(りゅう・とくしょう)に対し、投獄中の孟祥和(もう・しょうか)の許しを請い始めた。いつ祥和と知り合いになったのかと、彼 […]
救援要請のため味方の駐屯地へ向かう途上、ソンゴトゥとナサイは山賊に襲われた。手練れ揃いなうえ、明らかに彼らの命を狙っていたことから見ても、単なるカネ目当ての輩ではなさそうだ。康熙( […]
相談したい件があると劉徳昭の屋敷に招かれた龍三(りゅう・さん)。そこで、“他意はない”と差し出されたのは金銀財宝――龍三が役人の実態を調査せよという密勅を受けていると知ったうえでの […]
劉徳昭(りゅう・とくしょう)は無実の民に濡れ衣を着せて処罰しようとしていた。これを阻止すべく、欽差大臣の龍三(りゅう・さん)こと康熙(こうき)帝らは、急ぎ太原府の役所へと向かう。笑 […]
裘貴(きゅう・き)の荘園にある銀庫へ向かう易歓(いかん)と康熙(こうき)帝。道に迷いはしたが、慈ケン(じけん)の助けもあり何とか目的の場所へ辿り着いた2人は、大量の銀子が隠されてい […]
ソンゴトゥは親軍を呼び寄せるべく、舒(じょ)府をあとにした。その兵力をもって、劉徳昭(りゅう・とくしょう)を討伐するためだ。留守を預かる李(り)太監は、万が一にも康熙(こうき)帝の […]
救済物資を着服していないなら、蔵を開けてみろ――飢餓に苦しむ多くの民が裘貴(きゅう・き)の屋敷の前で抗議の声を上げた。騒ぎを知って駆けつけた劉徳昭(りゅう・とくしょう)は、蔵の中に […]
劉徳昭(りゅう・とくしょう)は、面紗で顔を隠した女が、舒建(じょ・けん)の一人娘・婉心(えんしん)に間違いないと断言した。不正の証拠を握る舒建が死んでくれたのは幸運だったが、娘がい […]
欽差大臣の龍三(りゅう・さん)に扮した康熙(こうき)帝らが駅館にたどり着いた。出迎えた呉応麒(ご・おうき)と石青鴻(せき・せいこう)の案内で、昏睡状態の舒建(じょ・けん)のもとへ向 […]