魯国で新しい魯王が立てられると、襄公(じょうこう)の周りからは次々と人が去っていき、孔丘(こうきゅう)と弟子たちだけがその面倒を見ていた。重い病に侵された襄公は最後に孔丘に感謝し、 […]
宰相となって斉を訪れた少生卯(しょうせいぼう)は襄公(じょうこう)に近づき、摂政にしてくれるなら三桓氏(さんかんし)を追い払ってくれるよう斉の景公(けいこう)を説得すると二枚舌を使 […]
襄公(じょうこう)は斉国に逃げ、魯の国政は三桓氏(さんかんし)に完全に独占された。斉の景公(けいこう)と宰相の晏嬰(あんえい)は、襄公と共にやってきた孔丘(こうきゅう)を厚遇した。 […]
孔丘(こうきゅう)が周から戻ってくると、魯では誰もが闘鶏賭博に熱中し町は荒廃していた。孔丘を訪ねてきた少正卯(しょうせいぼう)は、孔丘が国政を執って混乱を静めるよう要請するが、孔丘 […]
孔丘(こうきゅう)のいない魯国では貴族から民まで国をあげて闘鶏賭博に熱狂し、君主、襄公(じょうこう)までがそれに巻き込まれていた。周では李耳(りじ:老子(ろうし))と孔丘(こうきゅ […]
魯国に衛国から1人の剣客がやって来た。子路(しろ)というその男と立ち合った魯の者は皆、敗れ去った。王宮の古い書の管理を任された孔丘(こうきゅう)は、朽ち果てそうな記録を写し直すため […]
孔丘(こうきゅう)は競技会を目指して顔無父(がんぶほ)の元で馬車の修業を続け、腕を上げたが、弓の師匠をはじめ誰もが幵官奇(けんかんき)に勝つのは無理だと言う。やがて、馬車競技の大会 […]
嫁取りのため孔丘(こうきゅう)が宋国の匡城(きょうじょう)に来ると、ちょうど馬車の競技会が開かれるところだった。孔丘は幵官(けんかん)氏の屋敷を訪れ、当主、幵官奇(けんかんき)と面 […]
乗田(じょうでん)の職を与えられた孔丘(こうきゅう)は、真面目に務め過ぎ周囲の反発を買う。季孫意如(きそんいじょ)は、次に委吏(いり)に任命し、魯の襄公(じょうこう)が三桓氏(さん […]
孔叔梁(こうしゅくりょう)の副将であった曼父(ばんほ)は、孔丘(こうきゅう)が父の墓を探しているという噂を聞きつけて、孔丘に父が使っていた剣を渡し、墓の場所を教えた。母の願いを叶え […]