魯に戻った孔丘(こうきゅう)は、母、顔徴在(がんちょうざい)と再会する。しかし、孔丘の成長を確かめた顔徴在は、孔丘に自分は亡き夫、孔叔梁(こうしゅくりょう)の元に行くと告げ、孔叔梁 […]
呉国との国境までたどりついた季札(きさつ)と孔丘(こうきゅう)。しかし、季札は故国に足を踏み入れず来た道を引き返す。季札の病状は悪化の一途をたどり、自らを「現実離れしていた」と評し […]
突然、季孫意如(きそんいじょ)のもとに現れた晋国から来た剣士、公山不狃(こうざんふじゅう)は、腕に覚えのある季孫家の食客たちを寄せ付けない剣の腕を見せる。公山不狃を取り込みたい陽虎 […]
季札(きさつ)は魯国を離れることを決めるが、それを知った顔徴在(がんちょうざい)は孔丘(こうきゅう)を同行させてくれるよう頼み込む。季札は旅立つ前に孔丘の成人の儀を執り行い、二人は […]
顔徴在(がんちょうざい)は季札(きさつ)に、孔丘(こうきゅう)の師となってくれるよう懇願した。季札は、息子を思う母の気持ちに打たれ、孔丘を弟子にする。孔丘は、文字や楽器を習い、弓の […]
季孫(きそん)氏の屋敷で娘の誕生日の宴が開かれた。孔丘(こうきゅう)は酒を届ける役目を母親の顔徴在(がんちょうざい)から言いつけられる。そこで孔丘は隙を見て、小姜(しょうきょう)が […]
魯国では、魯王に代わり、季孫(きそん)氏・叔孫(しゅくそん)氏・孟孫(もうそん)氏の三桓氏(さんかんし)が政治の実権を握っていた。季孫意如(きそんいじょ)の提案で上将軍となった孔叔 […]
子貢(しこう)ら孔子(こうし)の弟子たちは、師の教えを継承しようと孔子の生涯を記しはじめる。時は春秋時代。周王朝は衰退の一途をたどり、諸国の覇権争いが激化していた。斉国では、のちに […]