連城の側室から古画を譲り受けた檀児は、それが奕懐からの逢引きの誘いだと読み取る。奕懐本人に心の内を確かめるため、檀児は鏡心を通じて小檀に協力を頼み、何とか外出許可を得て屋敷を出る。 […]
鎮魂珠を狙う刺客により軽傷を負った小檀。連城はその黒幕を探るため、奕懐が送った刺客により第八皇子妃が危篤であると嘘の噂を流させる。屋敷はすぐさまその噂で持ち切りとなり、皇帝も奕懐へ […]
連城は、突飛な発言をする小檀にも親しみを感じ始め、次第に打ち解けていく二人。小檀は檀児に悪いと思いながらも再び連城に体を許してしまう。翌朝目覚めたのは檀児で、昨夜の伽の事実を知りシ […]
檀児が奕懐への想いを断ち切っていないと察し、連城は檀児の元へ。迎えたのは小檀で、夜伽で自分を満足させられたら離縁状を渡すという連城の言葉に乗り、二人は初めて共に夜を明かす。翌朝、小 […]
令牌を狙う刺客の持っていた密書の出所が曲檀児ではないかと怪しむ連城は、女たちに喧嘩した罰と称して家訓を写させるが、小檀の人格で書かれた筆跡は密書とは全く異なっていた。自分を疑った報 […]
曲家への里帰りに連城が同行しなかった事を咎められ、父と義母に折檻される檀児。ショックで人格が入れ替わった所へ連城が現れ、小檀を連れ帰る。その足で二人は皇太后の離宮を訪れるが、連城を […]
初夜を迎えた小檀は、連城を罠にはめようと甘い言葉で寝台へ招き、それを聞いていた奕懐は腹を立て、その場を去った。連城もまた、その夜は小檀を相手にせず、小檀の企みは失敗に終わるのだった […]
東岳国曲府の二女・曲檀児は、第一皇子・奕懐との結婚が叶わず自殺未遂したことをきっかけに、現代からタイムスリップした女性・小檀の人格が入り込み、一つの体に二人が混在することに。ある日 […]