書生たちから銀子を募った程聞道と楊秀。十一娘こと李蓁蓁の初夜の競りが行われている梅艶楼へと乗り込み、聞道は千両という高値で蓁蓁を買うが、身請けはかなわなかった。聞道は蓁蓁には何もせ […]
李蓁蓁が洛陽に売られたと聞いた程聞道は、仏門に入る前にもう一度下山することを決意、少林寺をあとにし楊秀と共に洛陽へ向かう。その頃、蓁蓁は洛陽一の妓楼である梅艶楼(ばいえんろう)に売 […]
少林寺に戻った程聞道は密かに住職の住居へもぐりこみ、血文字で記された板を見つける。それは住職が犯した10年前の過ちと後悔の念が刻まれていた。聞道がこの血書を正行の前で読み上げると、 […]
正行にわだかまりがあると踏んだ程聞道。楊秀からの知らせで、正行がかつて少林寺の誇る十八銅人の1人であり、その十八銅人は10年前に明徳によって排除され、住職と正行以外の銅人16名は現 […]
敗火と共に少林寺に戻ってきた程聞道。これまでの非礼をわび寺に置いてほしいと頼み込むと住職はある条件を出す。それは、10年間 言葉を話そうとしない正行(せいぎょう)という僧の口を10 […]
程聞道と楊秀をさらった倭寇の隊にいたのは、かつて程粛の命令で倭寇を内偵していた江龍(こう・りゅう)という漢人だった。江龍は厳党を倒すためにも、生き延びるよう告げ、密かに聞道たちを逃 […]
体に爆弾を巻きつけ、明徳もろとも死ぬ覚悟でいた程聞道と楊秀だが、高剣雄や梁五によって阻止されてしまう。だが聞道はとっさに剣雄の父親を人質に取って山にこもり、父親を助ける代わりに明徳 […]
叔母を殺された蓁蓁。南京へと引き戻され官妓として妓楼に売られることになるが、すべては高剣雄のために明徳が仕組んだことだった。そんな蓁蓁のもとを敗火大師が訪れ、程聞道の復讐を止めてほ […]
楊秀を逃がした高剣雄は明徳より牢に投獄される。その頃、蓁蓁は叔母のいる尼寺へと護送されるが、明徳の配下である梁五(りょう・ご)が先回りしており叔母は殺されていた。蓁蓁を官妓にさせる […]
少林寺から脱出を試みるも住職に見つかり斧を振りかざした程聞道。危険人物と見なされ手足を縛られ拘束されてしまう。聞道は寒毒にかかった原因を敗火から告げられるが、それでも復讐を諦めきれ […]