安禄山と契丹王の間で交わされていた密書を手に入れた楊国忠は、安禄山が密かに蓄えた財物を范陽へ運ぶのは、契丹王と結託し謀反を企てているからだと玄宗に訴える。だが安禄山は、密書は捕虜と […]
安家と面識があったことを広平王 李俶に知られ、気まずい関係となってしまった沈珍珠。だが安禄山はそれを逆手に取り、李俶に近づこうと画策する。李俶と安禄山が接触したことに焦った楊国忠は […]
辺境より帰京した安禄山は、これまでの功績を認められ盛大な歓迎を受ける。そして玄宗の前で改めて忠誠を誓った。一方、楊国忠は安禄山の長子と皇族の縁談を玄宗に提案し、その婚儀を理由に安禄 […]
安禄山は契丹との戦で大きな軍功を上げた。楊国忠は安禄山の勢力が拡大することを恐れ、皇太子の李亨と手を組もうとする。李俶は安禄山が1年半にわたり怪しげな動きを見せていることを懸念して […]
慕容林致は皇太子妃に頼まれ皇太子の脈を診るのだが、皇太子が子を成せないほど体が弱っていることに気づく。だがその場では正直に言えず、お茶を濁してしまう。沈珍珠は沈家で拾った令牌の紋様 […]
安慶緒は沈珍珠を連れて逃げようとするが、父親である安禄山に激しく叱責され、せっかんを受ける。結婚の覚悟を決めた珍珠は皇宮に向かい謁見を求めた。婚儀の準備が着々と進む中、「沈さん」に […]
女性であることを回コツの可汗と広平王 李俶に知られた沈珍珠は、李俶と唐への帰路に就くことに。その途中、沈家の惨事を伝えるため珍珠を捜しに来た安慶緒と出会い、李俶に何も告げずにいなく […]
沈珍珠が提案した作戦が功を奏し、可汗たちは伏兵を撃退する。可汗を狙ったのは吐蕃の叛徒 東則布だった。ちょうどそこへ東則布を追っていた李俶が現れ、またもや珍珠と再会する。可汗に気に入 […]
想い人に会うため出奔した沈珍珠は、思いがけず李俶に再会する。2人は旅を共にして親交を深めるのだった。李俶と別れたのち、珍珠は回コツに向かおうとするが、通行証がないため足止めを食う。 […]
宮女選びの試験で手を抜いた沈珍珠だったが、最終選抜での振る舞いが玄宗に気に入られ、意に反して入選してしまう。そして皇太子の進言により、広平王府の宮女として仕えることが決まったのであ […]