韓申を訪ねたところをエイ政らに見つかり、師兄妹だと打ち明ける麗。エイ政は2人の関係を確かめるため、蒙武と手合わせさせる。拷問で弱っていた韓申は力を発揮できないが、麗の加勢で息の合っ […]
荊軻は麗を失った現実を受け止めきれず、韓申に怒りをぶつける。一方、秦王宮へ帰り着いた麗をエイ政は投獄する。楚夫人から、麗の逃亡に関する一部始終を告げられた祖太后は怒りを爆発させるの […]
王宮を脱出したものの、麗の心は以前と違っていた。敵であるはずのエイ政をかばう麗に対し、荊軻は不満をあらわにする。麗はエイ政との子がいると嘘をつき、皆に別れを告げて王宮へ帰ってゆく。 […]
傷心で酔い潰れていた荊軻は、高漸離と再会、手合わせを通じて励ましを受ける。韓申の手引きで王宮からの脱出に成功した麗は荊軻と再会を果たす。独り涙を流す蓋蘭に、韓申は「同士」だと慰める […]
天明が戻り、エイ政の称賛を受ける韓申。李仲(りちゅう)に刺客だと疑われるが、麗の機転で助けられる。呂不韋は各国から相次ぐ仕官要請を黙過していた。彼の復権を恐れた李斯のざん言により、 […]
天明の姿が消え、麗は必死で捜索する。趙高に天明をさらうよう命じた楚夫人は麗の様子を見に来る。麗は楚夫人に、強すぎる野心は身を滅ぼすと忠告し、自分は後継者争いに興味などないから、かま […]
麗は夫人(ふじん)に昇格した。荊軻を思う麗の心に気付くエイ政は、彼女をつなぎ止めるため天明を自分の下に置くことにする。趙高は、燕の丹太子(たんたいし)に趙の燕討伐を伝え、趙燕の同盟 […]
蓋聶は荊軻に秦を阻むためにも、鵠落剣法を習得せよと励ます。麗は男児を産み、天明と名付ける。韓申は麗と再会を果たし、これまでのいきさつと秦の侍衛となったことを話す。そして麗から天明が […]
錯乱した太后が麗の寝所に侵入する。麗を呂不韋の女と勘違いしたのだ。欲望に溺れ堕落した太后を、エイ政は一喝する。堕胎薬の件で楚夫人に買収され、エイ政の前でも事実を隠す趙高(ちょうこう […]
エイ政は麗の懐妊について疑われぬよう、夜ごと麗の寝所に通い詰める。同じ頃、荊軻は労役のため咸陽(かんよう)から移送され、侍衛として秦王宮に潜入していた韓申は麗の懐妊を知る。立后を急 […]