劉盈の心の病を心配した呂雉は、慎児の提案を受け外出を許可する。代国では劉恒と周子冉の婚儀が厳かに行われる。傷つきながらも冷静を装うイ房に、初夜を抜け出してきた劉恒は結婚を申し込む。 […]
間者としての立場と劉恒への愛の間で苦しんだ青寧は、イ房を陥れようとした宮女 錦瑟を道連れに命を落とす。この事件をきっかけに人を信じることに激しく失望した劉恒は、イ房ただ1人だけを信 […]
イ房は代王 劉恒の心を掴むことに成功する。同じ頃、雪鳶もまた、徐々に心を許していく代国将軍の周亜夫への想いに気持ちが揺れ始める。一方、薄姫は川から怪しい木の葉を発見。間者の存在を疑 […]
呂雉の密令により竇イ房と名を変えた雲汐は、呂雉が代王 劉恒に送る宮女の1人として代国に入る。彼女の任務は侍女の莫雪鳶と共に、間者として代国の情報を送ると共に代王の心を惑わし代国の政 […]
代国視察から戻った呂雉の甥 呂禄は、劉恒の放蕩ぶりに代国は恐れるに足らないと報告するが、呂雉は即断は禁物とたしなめる。使者として長安にやってきた代国の将軍 周亜夫は、呂禄の新妻 素 […]
懐妊を装う皇后 張嫣に花火遊びをさせたことで雲汐は呂雉から激しく叱責される。事実を知る宮女らは処分され、雲汐は慎児も殺されたと思い自責の念に駆られる。周采女は息子 劉恭を出産。病に […]
皇帝 劉盈は、李美人が間者の疑惑をかけられ暗殺されたことに深く傷つき、母 呂雉に皇帝の地位より愛する人と平穏に暮らす幸せが欲しいと訴えるが、皇位を与えるために自分がどれだけ尽くして […]
呂雉は偶然出会った雲汐の聡明さに目をつけ、役に立つのではと考える。張嫣が雲汐を慕っていることを利用し、張嫣の世話係を申しつけた呂雉。陛下の寵姫になることしか頭にない慎児は、そんな雲 […]
数年後。雲汐は、伯父 田大業の家で伯母にこき使われながらも気丈で優しい女性に成長。縁談もまとまるが、婚約者は結婚式の直前に殺されてしまう。疫病神扱いされた雲汐は、これまでの生活との […]
前漢初期の長安。高祖の正室 呂雉にとっては側室 薄姫の存在が疎ましい。呂雉は息子 劉盈(後の恵帝)の世継ぎとしての地位を安泰とするため、薄姫・劉恒(後の文帝)母子の暗殺を企てる。こ […]