王允は呂布を屋敷に招き、酒で歓待する。王允は呂布の武勇と董卓への忠義を褒め称え、気分をよくした呂布は、さらに貂蝉の美しさに見とれる。呂布は、王允に貂蝉への愛を吐露し、王允を義父と呼 […]
孫堅は劉表の策略に遭い、船上で多数の矢で射抜かれて死亡。まだ九歳だった次男の孫権は、劉表の大将だった黄祖に父の亡骸を取り戻させる。以後、孫策と孫権の兄弟は父の喪に服しつつも、兵力を […]
孫堅率いる軍は、董卓たちが長安に去って廃墟となった洛陽に入る。孫堅は、大明宮の龍座で五百年あまりの歴史を持つ玉璽を手に入れる。翌日、同盟軍の諸侯は洛陽の残宮に集結し、董卓征伐の成功 […]
袁紹のもとに、孫堅が孤軍奮闘の末に敗れたという知らせが届く。董卓は西涼の大軍を自ら率いて征伐に繰り出し、呂布が次々と同盟軍の大将を斬り殺していった。同盟軍の誰もが呂布に恐れをなして […]
曹操が董卓攻めの策を練っている間に、華雄は同盟軍の二人の大将を斬り殺していた。打つ手がない中、関羽が憤然と応戦し、華雄を斬り殺したため、諸侯の関羽を見る目が変わる。袁紹は、増設した […]
曹操は、父親と義兄弟の契りを交わした呂伯奢の屋敷に泊めてもらうことにする。しかし、刀を研ぐ音を耳にした曹操は、暗殺されてしまうと勘違いして、呂公の家来たちを殺害。さらに酒を買いに行 […]
曹操が董卓の暗殺に失敗したことを知った王允は、自分の身にも危険が迫ることを悟り、自害しようとする。しかし、侍女の貂蝉が自らの悲惨な境遇を語り、今は大人しくして再び董卓暗殺の機会を窺 […]
後漢末期、洛陽を制圧した董卓が政治を思うままにし、大司徒の王允たちは頭を悩ませていた。校尉の曹操は、表向きは董卓に仕える姿勢を見せていたが、内心では董卓排除を計画していた。利害の一 […]