黄道国のあちこちに赤黒い“虫”が大量発生して田畑を荒らし、民を苦しめているという。“虫”を一掃するよう命じる北堂奕(ほくどう・えき)。しかし、実際に“虫”を目にした洛菲菲(ルオ・フ […]
泥酔して醜態をさらしたうえ外泊したことを太皇太后にとがめられ、洛菲菲(ルオ・フェイフェイ)と謝嫣然(しゃ・えんぜん)は、星役坊で反省するよう命じられた。碧蓮(へきれん)から次から次 […]
洛菲菲(ルオ・フェイフェイ)は、宸(しん)王を愛することはできないと告げた。宸王は悲しさをにじませながらも、彼女の言葉を受け入れるのだった。一方、太皇太后は、先帝謀殺の黒幕が、自分 […]
尚羽(しょう・う)と西風烈(せい・ふうれつ)を救いに来た北堂棠(ほくどう・とう)。一度は捕まったものの反撃に転じ、群がる敵を蹴散らしたうえに、夏冰(か・ひょう)を捕らえて砦から脱出 […]
隠れ里の人々を治療して力を使い果たした項問天(こう・もんてん)は、苦しい息の下である真実を伝えようとしていた。それは、先帝を殺した大罪人という汚名を着せられて死んだ、へびつかい座の […]
「国のためにも早急に始末すべきね」――太皇太后は洛菲菲(ルオ・フェイフェイ)を“妖女”と呼んで警戒し、強引な手段をも辞さぬ構えを見せていた。そんななか、宸(しん)王が指揮を執って作 […]
兵権を握り、真の意味で黄道国の主(あるじ)となった北堂奕(ほくどう・えき)。彼は手始めに、すべての罪人を赦免しようとするが、太皇太后の反対に遭い、へびつかい座だけは例外となった。納 […]
刺客の襲撃を受け、北堂奕(ほくどう・えき)は死の危機に瀕していた。洛菲菲(ルオ・フェイフェイ)は“力”を使って手当てを始めるが、そのせいでへびつかい座の星主であることを知られてしま […]
決勝戦が始まり、皇帝軍と宸(しん)王軍の将は、互いに智勇を競い合っていた。その様子を密かに見つめる男たちが。頭目と思しき1人が号令をかけると、黄道国の兵に化けた手下たちが、皇帝軍と […]
自分の替え玉として試合に出てと言い出した謝嫣然(しゃ・えんぜん)。驚く洛菲菲(ルオ・フェイフェイ)だったが、結局は押し切られて、いつの間にやら彼女は戦いの場へ。あっさり策が見破られ […]