叱雲柔(しつうんじゅう)は李長楽(りちょうらく)の地位を脅かす李未央(りびおう)に巧妙な罠を仕掛ける。道士に屋敷で起こる災いはすべて李未央のせいだと言わせ、彼女を殺そうと考えたのだ […]
三日にわたる吹雪が止み、涼(りょう)の国に王女が誕生する。その鳳凰の目をもつ王女・馮心児(ふうしんじ)は炎に焼かれても生まれ変わる宿命をもっていた。時は魏が勢力を伸ばす南北朝時代。 […]