李亨は李俶に新しい王妃を娶るよう命じる。だが沈珍珠を大切に思う李俶は、父親の命令を拒絶した。自分に盾突くばかりの李俶に、李亨はいらだちを隠し切れない。折しも史思明が、葉護は李俶の許 […]
建寧王 りたんの死に大きな衝撃を受けた広平王 李俶は、現実から逃れるため酒浸りの毎日を送っていたが、沈珍珠の叱咤激励に再起を促され、張皇后に復讐することを心に誓う。一方、太上皇の地 […]
建寧王府に毒消しを届けに行った慕容林致は、霊児に捕らえられてしまう。李輔国は慕容林致を無事に解放してほしければ、りしょうを殺したことを認める文を書けとりたんに迫る。りたんは文を記し […]
慕容林致を襲わせた黒幕が張氏だと知ったりたんは、剣を帯びて蓬莱殿に押し入る。劇薬を投与したりしょうが回復せず、絶体絶命に陥った張氏は、りたんの目の前でりしょうに手をかけた。りたんは […]
沈珍珠と李俶は、りしょうが李亨の子ではないことを証明しようと考える。2人は特殊な薬を使い、りしょうを昏睡状態に陥らせた。そして李亨に謁見すると、りしょうを目覚めさせる薬を作るため、 […]
徐々に記憶が戻りつつあった慕容林致は、ふとしたきっかけで張皇后に殺されそうになった経緯を思い出し、りしょうが陛下の実子であるはずがないと沈珍珠に告げる。りしょうの出生の秘密がばれた […]
沈珍珠は、素瓷の夫の文を李俶に見せる。李俶は生前の楊国忠の言葉を思い出し、沈家の事件を再び調査することに。下働きとして済世堂で過ごすりたんは、次第に慕容林致との仲を深めていくが、ふ […]
張氏からの文を見た史思明は、りしょうが自分の息子かどうかを確かめるため、長安に上ることにする。同じ頃、慕容林致を諦め切れないりたんは、姿を偽り済世堂に行く。長孫鄂の反対を受けつつも […]
広平王 李俶と独孤靖瑶の機転の利いた戦略で謀反軍を打ち破り洛陽を落とした唐軍は、ついに二都を奪還することに成功した。数年ぶりに長安への帰京を果たした粛宗 李亨だったが、心労がたたり […]
沈珍珠に「麒麟令」を出されて懇願された独孤靖瑶は、李俶に協力することを承諾し、唐軍と共に長安の奪還に挑む。周到な作戦が功を奏し、唐軍は無事長安を奪い返す。だが凱旋入城した際、李俶を […]