義渠の軍営を咸陽外に移したのは黄歇の案だったと知った義渠君は、ミーユエに不満をぶちまけ草原に戻っていく。その後ミーユエの懐妊が分かり、2人は草原の天の下に永遠の誓いを立て夫婦となる […]
商鞅の法の改正を発表した頃、楚から輿入れの隊列と人質が到着。人質の付き人が黄歇だと聞き動揺したミーユエは、人質の横太子に会った後、黄歇と語り合う。黄歇は秦への仕官の勧めは断るものの […]
公子処刑の件で職を辞した樗里疾を訪ねたミーユエだが、門前払いに遭う。それでも一晩中、雪が降る外で待ち続けたミーユエの誠意に胸を打たれた樗里疾は自邸に招き入れる。ミーユエは10年で失 […]
衛良人の説得で息子の池が朝廷に帰順し、諸公子らの謀反の勢いも弱まり始める。咸陽がいよいよ反乱派の討伐に着手すると知り、びしゅは華を秦王に即位させ、ミーユエと稷を国賊として成敗するよ […]
ミーユエと義渠君の関係を知った稷は激怒し、義渠君に斬りかかる。ミーユエが義渠君をなだめていると刺客の襲撃に遭い、義渠君は重傷を負う。刺客の黒幕がびしゅと華だと分かり、ミーユエは兵士 […]
ミーユエは各国の使者と交渉し、領土割譲を条件に函谷関から兵を撤退させる。ミーユエの失脚をもくろむ甘茂は独断での決定を非難するが、逆に激しく叱責され右相の職を辞任する。樗里疾を訪ねた […]
稷の即位と共にミーユエは摂政となり、太后の尊号で呼ばれることになる。しかし、いまだ公子らによる内乱は続き、函谷関外に兵を駐屯させる各国は秦の混乱に乗じて侵攻をもくろんでいる。びしゅ […]
奇跡的に回復を遂げた義渠君とミーユエは結ばれる。稷の王位奪還のため、ミーユエは自分が囮となり王宮に乗り込む計画を立てる。びしゅはミーユエが義渠君に捕らえられたという知らせを受け、大 […]
蠱毒に苦しむミーユエを、穆辛が訪ねる。ミーユエは穆辛に簪を渡し、庸ぜいと魏冉の他、虎威に教えてもらった咸陽の毛皮商を訪ねて救いを求めるよう伝える。知らせを聞いた義渠君はミーユエを救 […]
頑なに遺詔を渡さないえい夫人に対し、びしゅは離宮に火を放ち焼き尽くす。樗里疾らの元へ急ぐミーユエと庸ぜいだが、魏夫人の兵に出くわしミーユエは連れ去られてしまう。魏夫人と武王后は拠点 […]