華は魏頤の懐妊が偽りだと知り驚くが、魏夫人は、最終的に華の子に王位を継がせる計画を打ち明ける。びしゅが朝議の席で桃を使い公子たちを挑発した結果、思惑どおり華と恢が争いを始め、混乱の […]
五婆が黄歇に会ったことを知ったミーユエは、黄歇を捜してほしいと頼む。秦では蕩の東征の計画を憂いた樗里疾が、司馬錯と魏冉に助力を乞う。周の都に到着した蕩は九鼎を持ち上げ、その下敷きに […]
ミーユエは五婆から紹介された下町の家で、家族を亡くし精神を病んだ家主の貞と共に暮らすことに。そして、五婆の力を借りて着物を売り始める。魏冉の兵権を取り戻したい白起は義渠君の元を訪れ […]
ミーユエたちを助けた蘇秦は、その惨状を孟えいや郭隗に訴える。蘇秦の件でミーユエへの誤解が解けた孟えいはミーユエを助けることにする。ある日、ミーユエは五婆という仲買人から書写を依頼さ […]
鎮火の後、宝石箱がないことに気付いたミーユエたちは、姿を消した駅丞の韓伍の仕業だと推測する。び茵の侍女の菱児からミーユエの現状を知らされた易后は、宰相の郭隗に相談するが、郭隗は知ら […]
義渠への誘いを断ったミーユエに、義渠君は金銀財宝や毛皮を贈って見送る。やがてミーユエ一行は燕の都、薊の駅館に到着。燕に嫁ぎ宰相夫人となったび茵は、ミーユエへの恨みから秦からの国書を […]
ミーユエ親子と樊長使の殉葬を樗里疾から反対されたびしゅは、魏頤からの提案を受け、稷を燕の人質に出すことにする。ミーユエ親子と侍女たちを見送った張儀は、自ら秦を去っていく。道中、現れ […]
大王は死の淵で王族と家臣を集め、蕩に対し兄弟を殺さないと誓わせる。その後、ミーユエ一人を枕元に呼ぶと、往事をしのびながらこの世を去るのだった。秦王えいしは恵文王と号され、蕩が王位を […]
大王はびしゅの稷暗殺の謀略が事実であれば、后位を廃する決意をする。だが、びしゅの侍女、珊瑚を詮議する直前、珊瑚が自害し真相は藪の中に。大王は稷を太子候補にするため承明殿に移らせる。 […]
蜀で謀反が起き、蜀侯の奐公子が殺害される。蜀の再討伐を図った大王は、自身亡き後のミーユエ親子の行く末を考え、稷を巴蜀に封じ、ミーユエを同行させる旨の勅書を書き記す。3月3日の上巳節 […]