朝廷よりの屈辱的な文面の詔書に梁山泊一団は怒り、使者は怒声を浴びながら逃げ帰る。これに激怒した高キュウと蔡京は、童貫率いる大軍を梁山泊討伐に向かう。梁山泊の強さを見せつける必要があ […]
宋江の叱責を恐れ寿張県にいた李逵。傍若無人な知県から服を奪い、知県に成りすました李逵は、「役人は民を第一に考えるべし」という燕青の言葉を胸に、公正な裁きで民から敬愛される。一方、朝 […]
梁山泊の好漢をおびき寄せようと、泰安州太守と任原が催した武芸大会に出くわした燕青。宋江、盧俊義の偽者が任原に叩きのめされる光景に我を忘れた燕青は、任原に勝負を挑み、徹底的に叩きのめ […]
李師師に気に入られた燕青は、宋江を彼女と引き合わせる。そこへ訪れた皇帝・徽宗と拝謁した宋江を非凡な人物と見た李師師は、宋江が梁山泊の帰順を望んでいることを徽宗に伝えるのだった。その […]
娘を脅した宋江と魯智深が偽者だと知った李逵は、呉用の取り成しで宋江に許され、魯智深と共に偽者を退治する。年が明け、宋江は祭見物にかこつけ東京へ向かった。帰順の意を伝えるため皇帝に近 […]
兄弟の将来を思い朝廷への帰順を望む宋江。それに反発した李逵は梁山泊を飛び出す。追ってきた燕青と諭され引き返す途中、宿を借りた劉太公の娘が、宋江と魯智深に嫁ぐよう脅されていると聞かさ […]
太守に拉致されかけた一族郎党を、盧俊義に助けられた張清は、恩に感じ梁山泊入りを決意、さらに腕利きの獣医・皇甫端が加え、梁山泊の好漢は百八人となり、公孫勝の唱える天コウ地サツの星の数 […]
東昌府を攻める盧俊義は、屈強な好漢たちをつぶてで次々倒す張清に苦戦を強いられていた。張清を従わせるため策を講じた呉用は、梁山泊陣営におびただしい量の食糧を届けさせる。やがて太守の命 […]
攻略の糸口をつかむべく東平府に潜り込んだ史進。ところが、彼があてにしていた娼妓・李瑞蘭に密告され、史進は投獄されてしまう。この事態に呉用は顧大嫂を変装させて史進に接触、救出の段取り […]
晁蓋の敵・史文恭を討ち取った盧俊義を首領に立てるべく、宋江は兄弟たちを説得するも、受け入れられず困惑する。そこで呉用と公孫勝は、宋江と盧俊義のうち東平府と東昌府を先に攻め落としたほ […]