オイラトの捕虜となった祁鎮は自責の念から、生きる意欲をも失う。そこへ程十三(ていじゅうさん)が現れ、祁鎮や皇太后に対する恨みをぶちまけ、必ず復讐すると言い放つ。その頃、朝廷にはエセ […]
オイラトを討つために自ら軍を率いて出陣した祁鎮は、順調に兵を進める。それまで勢いづいていたオイラトは、親征軍の攻撃に恐れをなし、あっさりと撤退していく。しかし軍医として同行した允賢 […]
汪(おう)国公が杭綱(こうこう)を陥れた証拠の書簡を手に入れた皇帝・朱祁鎮(しゅきちん)は、朝議で厳しく汪国公を問いただす。しかし、オイラトの策略だと主張する汪国公に大臣らは味方し […]
杭(こう)一族を救うため、汪美麟(おうびりん)との結婚を願い出た朱祁ギョク(しゅぎぎょく)。允賢を傷つけまいと秘密裏に事を進めるが、杭允賢(こういんけん)を疎む王振(おうしん)が結 […]
オイラトとの交渉が失敗したことで臣下の信頼を失った祁鎮は、允賢の励ましを受け再び立ち直る。祁鎮は允賢と祁ギョクに結婚の詔書を与えようとするが、皇太后に阻まれ2人の結婚は再び白紙に戻 […]
皇太后が病に倒れたことで窮地に陥った汪国公は、祁ギョクに起死回生の望みを託すため、娘の美麟(びりん)を使って祁ギョクの抱き込みを図る。美麟は祁ギョクの孝行心を煽り、太医に皇太后を診 […]
義母の誕生祝いに于(う)家の屋敷を訪れた允賢は、都で話題になっている薬膳書の存在を知る。聞くと、その著者はなんと程十三だった。薬膳書の内容を見た允賢は自分の草稿が盗用されたことに気 […]
祁鎮が計画していた汪国公の暗殺は、決行直前で中止となる。自分の短慮によって、皇后を傷つけたことに落ち込む祁鎮。そんな祁鎮を慰めようとする允賢に、祁鎮はついに胸に秘めていた想いを打ち […]
宦官や宮女を診療するため御薬房を拡張してほしいと祁鎮に進言した允賢。祁鎮は早速朝議にかけるが、大臣たちは皇帝を誘惑する不埒な者の進言だとして猛反発する。呉太妃は允賢に対する怒りから […]
酸乳を使って異国の王妃の治療に成功した允賢は師匠の劉平安に認められるようになるが、允賢を毛嫌いする程村霞(ていそんか)には憎しみを抱かれるようになる。そんな時、母が仮病であったこと […]