東海との戦に疑問を感じた蕭平旌は、墨シ侯と元啓の関係を疑う。その頃、東の国境で功績を上げた岳銀川も表彰されるため都に向かっていたが、平旌と同じく戦での疑問を払拭できずにいた。一方、 […]
東海から七州を奪還し一躍 英雄となった蕭元啓。内閣首輔の姪である荀安如を妻に迎え、その前途は洋々だった。そんな順風満帆な元啓のもとへ戚夫人が烏晶剣を携えて訪れる。戚夫人は今や東海の […]
長林王 蕭庭生の棺が梅嶺へと向かう日、長林王府は閉鎖され平旌も都を去る。すると元啓のもとへまたも墨シ侯が現れる。東海の国主を軟禁し東の国境に隣接する三州を狙う墨シ侯は、十州を占領し […]
朝堂で息子を守るためすべての力を使い果たした長林王 蕭庭生。“先生”との思い出を振り返りながら息を引き取る。長林王の死を受け、皇帝 元時は平旌に厳罰は与えず、罷免し都の外で喪に服す […]
蒙浅雪が禁軍を追い返したため、蕭平旌は拘束されることなく、長林王 庭生も参内できるだけの体力を取り戻す。そしていよいよ父子が、荀白水率いる朝臣たちの前に現れる。平旌と荀白水、朝臣の […]
日食が起きて浮き足立つ大渝皇属軍に対し、長林軍は二重三重の攻撃を仕掛け、見事に皇属軍を壊走させる。蕭平旌は荀白水に、1か月後 審理を受けるために都へ戻ると約束するのだった。その頃、 […]
荀飛盞は荀白水が都を空けていることを知り長林王 蕭庭生に告げるが、すでに皇帝の詔は北の国境へと向かっていた。平旌は配下に荀白水を足止めするように命じ、自らは甘州営を率いて決戦の地で […]
蕭平旌の文を読んだ長林王 庭生は、国喪中を承知で息子の意思を尊重し、元啓に返事の文を渡す。元啓から文を見せられた荀白水は大いに憤るが、平旌の作戦が成功すれば長林王府が更なる力を持つ […]
覃凌碩が大渝皇属軍の主力20万で攻めてくることを知った蕭平旌。甘州に戻って琅邪閣老閣主が予想した日食を利用し、皇属軍を殲滅させる作戦を講じる。これを好機と見た元啓は長林王 庭生へ文 […]
大渝皇属軍の総帥である康王 覃凌碩と対峙した蕭平旌は、覃凌碩の荒い気性から大渝との戦は避けられないと判断、自ら敵地である大渝の南の街、磐城に潜入する。その後 磐城で大渝の都に潜入し […]