“絶殺”の流光(りゅうこう)に仕えていた裏切り者の“影”が成敗され、新しい“影”が腕比べによって選出されることになる。長安(ちょうあん)もこの腕比べに参加したと知った晩媚(ばんび) […]
暗殺に失敗したものの挂剣草を手に入れた晩媚(ばんび)は李嗣源(りしげん)の取りなしによりタ蘿(たら)からの罰を免れる。だが、毒に侵された長安(ちょうあん)に解毒剤を与えることは許さ […]
“地殺”の最終候補に残ったのはタ蘿(たら)が贔屓にする晩香(ばんこう)と、寧王・李嗣源(りしげん)が目をかける晩媚(ばんび)だった。そして、二人は李嗣源に仕える“絶殺”の月影(げつ […]
“地殺”を目指す晩媚(ばんび)は長安(ちょうあん)から琴棋書画を習い人心を読む術を学ぶ。だが、彼女は城主のタ蘿(たら)から贈られた頬紅の毒に侵され、水に入ると目が見えない体になって […]
五代十国時代。キカク城には則天武后(そくてんぶこう)の隠密機関として発足した後、 “紅衣の刺客”の名で世間から恐れられるようになった女たちの暗殺組織があった。そして今、燕(えん)家 […]