九転玲瓏陣の中に入った卿塵は霊石を失う。さらに、九転玲瓏使と名乗る人物に襲われるが、陣から抜け出すことに成功。目覚めた場所は壊滅状態の離境天であった。卿塵は1年前の世界にやってきた […]
元凌との愛を貫くため、巫族を抜けるための試練を受ける卿塵は、元凌と力を合わせ試練の陣を突破することに成功。聖巫女の身分を捨て、彼と結婚する道を歩む。しかし婚儀当日、元湛の策略にはま […]
暗巫の力を使い、卿塵にかけられた聖巫女の封印を解いた第七皇子の元湛(げんたん)。それはかつて、昔邪と桃殀が天下の安寧と彼女の幸福を願い封印したものだった。巫族の儀式によって、聖巫女 […]
自らの命が長くないと悟った昔邪。卿塵に元凌が先帝の子であることを打ち明け、さらに先帝の遺詔を託して、彼に渡すかどうかを決めるように命じる。それを受け取った卿塵は玉璽と共に元凌に渡し […]
皇帝の元安を訪ねた巫族の長老の昔邪(せきしゃ)は、先帝の玉璽(ぎょくじ)と引き換えに、元凌の命を守る約束を取りつける。だが、その直後に元安は、元凌を捕らえる密旨を下す。配下を殺され […]
人里離れた密林の奥にある離境天では、大勢の巫族(ぶぞく)が暮らしていた。その1人である卿塵(けいじん)は、執事巫女(みこ)の選定に参加する。一方、魏国の第四皇子である元凌(げんりょ […]