むこしゃが梁国と通じていると感づいた元凌は、敵に情報が漏れたことを逆手に取り、先にとうようを奪回することを決意。げんてつは元凌の作戦に従い、とうようの城内にいる梁兵に向かって挑発を […]
落ち込む卿塵(けいじん)を慰める元湛(げんたん)。その姿を物陰から窺っていた元凌(げんりょう)は、元湛の誠実な言葉を聞き彼を信じてみようと思い始める。そんな中、梁軍が阿柴(あさい) […]
皇太子を推挙した奏状が集まる中、すべての朝臣が元湛を支持していると知った元安は不快感を覚える。そんな元安の姿に、卿塵は不安を覚えるのだった。一方、元湛は手に入れた霊石を卿塵に渡す。 […]
元安から卿塵の命と引き換えに、朶霞を娶るよう脅された元凌。朶霞と梁国を倒した後に離縁すると密約していたため、怒りを隠し阿柴族との婚姻を承諾する。元凌を屈服させた元安は、皇太子を選ぶ […]
玉の輪により卿塵の痛みを代わりに引き受ける元凌。彼女のことを想いながら激しい苦痛に耐え忍ぶのだった。一方、元漓から霊石を集めねば卿塵の命に危険があると聞いた元湛は、殷貴妃に嘘をつき […]
元凌は夜更けに卿塵を呼び出し、2人の血を吸いこんだ玉の輪を贈る。翌日、蕭続を皇宮へと招き歓迎の宴が開かれるが、蕭続は采倩との縁談を断り、代わりに自分の妹を魏国に嫁がせたいと提案。元 […]
元湛は采倩の輿入れを決めた殷貴妃を責め、政から手を引くよう告げるが、彼女は聞く耳を持たなかった。梁国へ嫁ぎたくない采倩は、蕭続を殺せば破談になると考えるが、げんてつに止められてしま […]
冥魘が宮中から去り、寂しさに耐えきれない元漓は、卿塵の元を訪れて泣くのだった。また、一命をとりとめていた元溟は密かに鳳家を訪れ、繊舞を陥れた人たちへの復讐を誓う。一方、蓮妃と鳳衍は […]
冥魘(めいえん)の湯あみ姿を目撃した元漓(げんり)。冥魘が女だと知った元漓は喜ぶと同時に彼女の身を案じ、宮中から追放されるよう仕向けるのだった。そんな中、元凌は卿塵を離境天へ連れ出 […]
卿塵を巫女だと確信する元安は、巫族を牽制するため彼女を御前女官に命じる。蓮妃は卿塵の聖巫女の力を利用して、自らの望みを叶えようと力を蓄えていた。一方、陣の中で見た光景が忘れられない […]