改革の勢いを危惧する守旧派・栄禄は、改革派のリーダーである楊喜の暗殺を目論む。不穏な空気を察した春児(余少群)は、文秀(周一囲)に楊の身を守るように伝える
下関での講和が進むなか、科拳の受験者で急進論者の康有為の論文が物議を醸す。その政策案を見た光緒帝(張博)は変革への気持ちを新たにする
西太后還暦式典の年に勃発した日清戦争。宮廷では、戦に積極的な皇帝波(改革派)と講和を目指す西太后派(守旧派)で、対立の激しさが増していく
宮廷の政治に口を出し、西太后(田中裕子)の逆鱗に触れた皇帝側室・珍妃は屈辱的な刑を受ける。そして、文秀(周一囲)は至宝「夜の真珠」を西太后に返すために宮廷へ
日本人記者の岡(小澤征悦)らは、西太后側近の春児(余少群)に取材する。「悪女」という評判とは裏腹に、西太后(田中裕子)の素顔に迫る記事内容が波紋を広げることに
優れた官僚である文秀(周一囲)に恩を売っておきたい西太后(田中裕子)は、結婚祝いとして至宝「夜の真珠」を贈る。皇帝派の文秀(周一囲)はその策略をどう乗り越えるのか・・・
ともに惹かれ合う文秀(周一囲)とミセス・チャン(殷桃)。その最中、文秀の師・楊喜の娘との縁談が持ち上がる。その素性から一緒にはなれないふたりの想いは揺れ動く
出過ぎた態度で西太后(田中裕子)を怒らせた春児(余少群)は棒叩きに。だが、春児が歌う歌を聞き、刑は中止となる。歌には西太后が探し求める秘宝「龍玉」に関する鍵が・・・
頣和園の大修理などで、清国の軍事費が流用される噂が流れる。文秀(周一囲)は、国の内情を憂いつつ、謎の女性ミセス・チャン(殷桃)に惹かれていく
光緒帝(張博)は、側室・珍妃を寵愛し、足しげく通うようになる。正室・隆裕の愚痴にうんざりの西太后(田中裕子)は、厳しく叱責するが、夫婦仲は冷める一方だった