趙王の前で自信たっぷりに戦略を披露する趙括。その頃、白起は蜀の民とともに兵糧を運搬していた。こうして待ちに待った兵糧が長平に届けられる。喜ぶ兵士たち。その頃、趙の軍営では兵士たちが […]
3年目に入った長平の戦。両軍とも兵糧の確保に窮していた。張禄(ちょう・ろく)と白起(はく・き)は撤退を進言するが贏稷(えい・しょく)は聞かない。張禄は楚の国境付近に配備する兵を長平 […]
白起の来訪に不安を募らせる魏王。一方、張禄は趙の趙勝との講和会談に臨んでいた。上党解放を迫る趙勝。だがそこに現れた韓王は上党を秦領と認めてしまい、趙勝は驚きを隠せない。その頃、魏で […]
趙攻略に乗り出す秦軍。趙の廉(れん)将軍は地形を生かして長期戦に持ち込む。王齕はそんな廉将軍を挑発するが、趙軍は一向に動かない。こうして膠着状態が続き、朝廷は撤退を進言するが、嬴稷 […]
天下統一のため、嬴稷は張禄の策を取り入れて韓に進攻。要所である上党郡の割譲に成功する。だが上党の民衆は一斉に反発し、趙に投降してしまう。これに怒った張禄は趙攻略を進言。嬴稷もまた今 […]
魏斉をかくまう趙の平原君を秦に迎える嬴稷。歓待の席で嬴稷は平原君に魏斉を差し出すよう迫るが、平原君はこれを断る。そこで嬴稷は平原君を人質に趙王と駆け引きすることに。そこには、いつか […]
宣太后が逝去し魏冉も去った王宮で嬴稷は、安国君・嬴柱(えい・ちゅう)を太子の座に就ける。丞相となった張禄は、質素だが恩も恨みも決して忘れない人物だった。自分を助けてくれた鄭安平と王 […]
死期を悟った宣太后は、醜夫(しゅうふ)に自分の波乱の生涯を話して聞かせる。そんな母のもとに通う嬴稷。だが宣太后は嬴稷に会おうとしない。一方、追放した芈戎(び・じゅう)と魏冉がいまだ […]
軍事を任された張禄は魏と結んで趙を攻略せよと嬴稷に進言し、手始めに太子を人質として魏に送らせる。溺愛する孫の出立に衝撃を隠せない宣太后。次に張禄は庶民出身の胡傷(こ・しょう)を総帥 […]
機転の利く張禄が気に入った王稽は范雎を嬴稷に推挙するが、嬴稷は興味を示さない。王稽のもとに残った張禄はそこで嬴稷を深く観察し、ついに拝謁を果たす。張禄は、外戚を退けなければ天下統一 […]