病をおして軍議に現われた范増だったが、項羽に冷たくあしらわれ、席を立って出て行く。虞子期は虞姫に、項羽と范増の仲を取り持つよう頼もうとするが、項羽は范増と仲が悪いわけではないと否定 […]
司馬欣のもとを訪れた項荘は、項羽は裏切りを告白することを望んでいると言い、彼の生き方を非難した。絶望した司馬欣は自殺する。その後、楚軍にいる数百人の秦の降将が司馬欣の共謀者と疑われ […]
楚の項伯と項荘は漢と話し合うが、交渉はまとまらない。そのとき、陳平に司馬欣からの文が届いたと知らせる者が入ってきて、項伯は不審に思う。帰り道、2人は漢から司馬欣への密書を手に入れて […]
韓信に敗れた陳余は、自分が逃げるために部下をむち打った。それに怒った趙国の兵たちは、陳余を殺害。趙王の趙歇も生け捕りにされ、趙国は滅亡した。韓信はかねてより尊敬していた李左車に、自 […]
呂雉は血で書いた文を劉邦に送る。盧綰らはすぐに彼女らを助けようと訴えるが、劉邦は時機を待つことにする。呂雉らは機を見て逃げ出したものの、劉邦の家族は殺すべきだと考える鍾離昧と龍且に […]
随何と英布がエイ陽にやって来た。だが、劉邦は彼となかなか会おうとせず、会っても素っ気ない態度をとる。英布は漢の味方になったことを後悔し、エイ陽を去ろうとする。一方、項羽は斉国で鍾離 […]
捕まった魏豹(ぎほう)は、殺さないでくれ、と劉邦(りゅほう)に懇願するが、生かしても役に立つのか、と聞かれ、下男になって尽くす、と答える。魏豹は助かったものの、下馬する周勃(しゅう […]
ようやくエイ陽(えいよう)に姿を現した韓信(かんしん)だったが、劉邦(りゅうほう)のもとへ向かう途中で盧綰(ろわん)に遮られ、来なかったのは謀反心があったからだろうと罵られる。が、 […]
陳平(ちんぺい)は戚(せき)夫人と如意(にょい)と出会った時に、如意には帝王の相があると言い出す。その夜、戚夫人は劉邦(りゅうほう)に、如意を太子に立てる話をしてしまう。それを聞い […]
50万の敵軍に3万の兵で勝利を収めた項羽(こうう)だったが腹の虫は収まらず、劉邦(りゅうほう)を捜し出して恨みを晴らそうとしていた。しかし劉邦は見つからず、范増(はんぞう)は、劉邦 […]