西夏(せいか)が再度、宋の領土に侵入してきたが、国庫から銀子が出せない宋は打つ手がない。そこで宰相の王延齢は、不当に銀子を着服した者を数名見せしめにすることを皇太后に提案する。一方 […]
八賢王の謀反を防いだ功績として監察御史に抜擢された包拯は、いきなり朝議で張徳林の戦功を否定したため、張徳林から王延齢の軍門に下ったと目をつけられる。包拯が朝議で発言した直後、幼い仁 […]
菓子に毒を入れたのは乳母だと知った真宗は、再度包拯を参内させ、これまで自分が抱き続けてきた疑問を問う。包拯は、5人の皇子を殺した黒幕は、皇子のすり替えを知っていた者だと断言。真宗は […]
冷清の仲間だと疑われ杖刑(じょうけい)を受ける包拯は、雨柔から託された文を持っていたことで、さらなる騒動に巻き込まれてしまう。このままでは科挙を受けられなくなると考えた包拯は、宰相 […]
益児は皇宮での暮らしを嫌い、相変わらず周懐仁を父と慕っていた。そんな2人を見て、真宗は益児が本当に自分の息子なのかと疑いを抱く。真宗の疑いを晴らすべく、周懐仁がその証を立てるが…。 […]
乳母の夫に益児の居場所を突き止められたと知った真宗は、すぐに益児を皇宮に連れ戻す。だが外の世界しか知らない益児は、真宗を対面した大殿の場で、周懐仁に対し“父さん”と叫んでしまう。そ […]
皇宮から連れ出された皇子・益児(えきじ)は、皇帝の侍衛・周懐(かい)仁(じん)と乳母の子として元気に育ち、将来は師の孫娘・周児(しゅうじ)を嫁にすると約束していた。そんな中、益児の […]
時代は北宋、第三代目皇帝・真宗(しんそう)の治世。都から離れた廬(ろ)州では、奇妙な天象の夜、ある男の子がこの世に生を受けていた。生まれながらの黒さゆえ山に捨てられてしまったその子 […]