娘が水疱瘡を患ったため半月ほど離れで暮らしていた賈レン(かれん)。その間にまたも浮気した彼は、証拠となる女の髪を平児(へいじ)に見られてしまう。栄国邸(えいこくてい)ではその後、薛 […]
襲人(しゅうじん)は気ままで節度のない賈宝玉(かほうぎょく)をいさめるため、何事にも気を配り控えめにするよう約束させるが、彼の奔放な行動は改まらない。親戚の史湘雲(ししょううん)が […]
賈宝玉が使用人に自分があげた巾着をやってしまったと早合点した林黛玉。怒った彼女は賈宝玉と喧嘩するがすぐに仲直りする。その後、栄国邸(えいこくてい)に大観園(だいかんえん)が建造され […]
秦氏(しんし)の野辺送りが盛大に行われ、その日、賈宝玉(かほうぎょく)は北静郡王(ほくせいぐんおう)・水溶(すいよう)から香木の念珠を賜る。それからしばらく後、賈家に吉報がもたらさ […]
家塾の塾長である賈代儒(かだいじゅ)の孫・賈瑞(かずい)が大胆にも王熙鳳に言い寄り、手ひどいしっぺ返しを食らう。その結果、病に伏せった賈瑞はどんな薬も効かずに哀れな最期を遂げる。一 […]
賈宝玉(かほうぎょく)は一緒に家塾に通い始めた秦鐘(しんしょう)とますます親密になっていく。そんなある日、家塾で秦鐘が美少年・香怜(こうれい)と2人きりで話していたことがきっかけで […]
賈宝玉は寧国邸で秦氏の義弟・秦鐘(しんしょう)を紹介される。彼は歳の近い秦鐘を一目で気に入り、一緒に賈家の家塾で学ぼうと誘う。その後、寧国邸へ芝居観劇に出かけた賈宝玉は、薛宝釵(せ […]
寧国邸(ねいこくてい)で花見の会を中座した賈宝玉(かほうぎょく)は、秦氏(しんし)の部屋で昼寝を始める。すると、夢に警幻仙姑(けいげんせいこ)が現れ、彼は太虚幻境(たいきょげんきょ […]
賈宝玉の祖母・史太君(したいくん)が母を亡くした孫娘・林黛玉(りんたいぎょく)を栄国邸(えいこくてい)に呼び寄せた。賈宝玉は初めて従妹・林黛玉と対面するが、不思議とどこかで会ったよ […]
太古の女神・女カ(じょか)が天の綻びを繕うため、3万6501個の大石を無稽崖(むけいがい)で煉り鍛えて霊性をもたせた。だが、1個の大石だけが青コウ峰(せいこうほう)の下に捨てられた […]