"妖嬰が帝位を奪う"という噂が広がり、皇后は妊婦の捕縛令を出した。それを受け、玉扇門は次々と妊婦を投獄。残る捜索場所は、快刀門ただ1つとなった。屋敷の中を探るた […]
官兵を蹴散らして刑場から逃げ出した厳武(げん・ぶ)を追う、金無花(きん・むか)。しかし、快刀門の面々は策を講じて彼を出し抜き、厳武を連れ帰ることに成功した。東方楽(とうほう・らく) […]
黄府では嘉慶(かけい)公主の指揮のもと、黄小魚(こう・しょうぎょ)の誕生日を祝う宴の支度が進んでいた。そのあまりの豪華さにうんざり顔の小魚は、嘉慶が準備した旗に対しても不満を漏らす […]
煙が立ち込める玉扇門の庭で、怪物じみた謎の男の後ろ姿を目撃した陸小歓(りく・しょうかん)。怪人の後を追って足を踏み入れた部屋で、見事、彼女は百鳥朝鳳の絹布を発見する。快刀門へと戻り […]
皇后の前に差し出された2体の"月下女神"。1体は自らのことを彫刻の名手・徐虎(じょ・こ)だと偽り語る弟子の魏三(ぎ・さん)の作。もう1体は、徐虎に才能を見いださ […]
"長脚文"によって徐虎(じょ・こ)が書き記したのは、己が監禁されている場所だった。早速、動き出した快刀門の面々は、虎頭山の地下牢から徐虎を救出。これで一件落着か […]
人体石化事件について唯一の手掛かり握っていた温良(おん・りょう)までもが、石になってしまった。その温良と石化事件の被害者2人は、とある神女像を壊したせいで罰が当たったのだ――という […]
朝廷の重臣・于(う)尚書の還暦を祝う宴が開かれた。彼の挨拶が始まると、参列者たちは奇妙な違和感に襲われる。五感の全てが一瞬失われたような、不思議な感覚だ。そして、我に返ってみると、 […]
胡小帥(こ・しょうすい)を襲い、内力を奪った金の仮面の男――その正体は金無花(きん・むか)だった。彼への思いを断ち切れない東方楽(とうほう・らく)は、以前にも金の仮面をした無花に遭 […]
"黒金剛"明覚(めいかく)率いる山賊たちの手に落ちた快刀門一行。柱に縛られ、いよいよ覚悟を決めつつあった陸小歓(りく・しょうかん)と黄小魚(こう・しょうぎょ)の […]