尹千觴は夢魂枝を飲んだ青玉壇の弟子を目撃し、以前少恭から案内された密室の存在を思い出す。一方、雷雲の海に落ちた屠蘇と晴雪は、蓬莱を抜け出しようやくヨウ山に到着、月霊花を手に入れる。 […]
晴雪の身を案じた屠蘇は、延枚とヨウ山に向かうことを決めるが、晴雪は向天笑に頼んですでに船に乗り込んでいた。晴雪は屠蘇に自分の意見を尊重してほしいと訴え、屠蘇も母親を生き返らせたら幽 […]
蘭生は襄鈴の親の行方を捜すため、少恭から燭龍の鱗を借りて襄鈴の記憶をたどるも失敗に終わる。そして密かに自分の記憶を再現してみると、そこに映し出されたのは幼い頃寄り添い合う自分と陵越 […]
屠蘇とともに許婚、卓雲飛のもとを訪れた仇馨蕊だったが、雲飛は近く結婚すると言い、馨蕊を受け入れようとしない。雲飛の態度から何か事情があると感じた馨蕊は、あの手この手で雲飛に探りを入 […]
ヨウ山へ行くため同城という港町にたどりついた屠蘇だったが、誰もヨウ山の場所を知らず途方に暮れる。一方、屠蘇を尾行していた晴雪は、幽都の長老たちと戦ったことで霊力が尽きて倒れてしまう […]
始皇帝の墓から戻った屠蘇は、晴雪とともに玉横を見つけたことを幽都婆に報告するが、幽都婆は玉横を使って邪気を吸い出すことは無謀だと猛反対し、すぐに玉横を幽都に持ち帰るよう命じる。少恭 […]
単独で墓の内部に入った欧陽少恭の前に現れた雷厳は、明月珠で玉横を復元し、巽芳を助けたければ不老不死の丹薬を作るよう少恭に命じる。その頃、屠蘇たちは次々と仕掛けに行く手を阻まれ、紅玉 […]
雷厳から巽芳を帰してほしければ始皇帝の墓に来るよう指示された欧陽少恭は、墓に到着するや、青玉壇の弟子に中へと案内される。少恭と共に墓にやってきた屠蘇たちと、途中で加わった蘭生は、千 […]
自閑山荘から戻った蘭生は孫月言に青玉司南佩を返し、月言は琴川へと戻っていく。一方、少恭は屠蘇と、玉横を復元し生き返りの術を試そうと約束するが、晴雪は、それは天道に背く行為だと反発す […]
復讐のため葉家の娘婿となった晋磊は、婚礼の宴で酒に毒を盛り、葉問閑は殺され、娘の沈香は晋磊を恨みながら命を落とす。その自閑山荘を訪れた蘭生の前に、沈香の霊が現れる。ずっと晋磊に恨み […]