司音(しいん)が墨淵(ぼくえん)の仙体とともに崑崙虚を去った後、墨淵が大事にしていた金蓮の精が天族の皇子・央錯(ようさく)の妻・楽胥(らくしょ)のお腹に宿り、夜華(やか)が誕生する […]
墨淵(ぼくえん)の命の源である元神は離散し体だけが残される。司音(しいん)は涙にくれるが、「私を待て」という墨淵の最後の言葉を信じ、彼の仙体を守っていくことを誓う。一方、大紫明宮で […]
ついに天族と翼族の戦いが始まった。墨淵(ぼくえん)は七道の陣法で翼族を迎え討つ。だが、その陣法図は玄女(げんじょ)によって盗まれ翼族に渡っていた。そのため陣法を破られた天族は劣勢と […]
信頼していた離鏡(りけい)と玄女(げんじょ)を失って、深く傷つき酒におぼれる司音(しいん)。そんな彼女を墨淵(ぼくえん)はそっと見守り慰める。そして、彼女の気晴らしになればと、2人 […]
妹・臙脂(えんじ)の助けで大紫明宮から逃亡した離鏡(りけい)が崑崙虚を訪ねてくる。彼から真剣に愛を告白され戸惑う司音(しいん)。彼女は敵となってしまった翼族との恋は許されないと考え […]
天族が翼族と同盟を結んで魔族を破り、天界の主となって泰平の世が続いていた世界。九尾狐族の子孫である青丘を治める狐(こ)帝の娘・白浅(はくせん)は、折顔(せつがん)に拾われた野狐と身 […]